RE-Guide(リガイド)の評判や口コミ、特徴などが気になってこのページへたどり着いた方が多いかと思います。
おそらく今現在不動産の売却を検討されているのではないでしょうか。
RE-Guide(リガイド)は、売却検討中の方にオススメの一括査定サービスです。
それは、
②もちろん全国の不動産の査定ができる。
③提携不動産会社を絞り、優良な不動産会社が査定を担当してくれる。
④元々金融関係の会社の運営で、収益不動産にも強くプロも利用している。
⑤売る場合だけでなく貸す場合にも対応できる。
からです。記事本文を読み、あなたの目で確認してください。
不動産を売りたい人と、信頼できる不動産会社との橋渡しをするインターネットのサービスに「不動産一括査定」があります。
本記事では、不動産一括査定サイトの中でも老舗である「RE-Guide(リガイド)」について詳しく紹介しています。
「RE-Guide(リガイド)」は、
- 安心して利用できるサービスなのか
- 運営している会社は大丈夫なのか
- 他サイトのサービスと実際何か違うのか?
- どんな地域のどんな不動産でも査定してもらえるのか?
- 利用の仕方はどのようなものか?
- 利用上の注意点にはどのようなものがあるのか?
この記事を最後までお読みいただければ、「RE-Guide(リガイド)」があなたにとって使えるサービスなのか、また実際どのように申し込むのか、そして利用する上での注意点までご理解いただけます。
この記事に登場する専門家
菅 正秀
宅地建物取引士、マンション管理士、住宅ローンアドバイザー、福祉住環境コーディネーター。
大阪府大阪市生まれ。大学卒業後、弁護士事務所に勤務、宅地建物取引士資格取得を契機に大手不動産会社に転じる。法律知識を活用し中古住宅、中古マンションの仲介営業を担当。ステレオタイプの不動産会社のイメージを払拭して、顧客と不動産会社が健全なパートナーシップを結べる一助なるコンテンツ作成を心がけている。
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RE-Guide(リガイド)の評判(利用者の評判・口コミ)
RE-Guide(リガイド)の実際の評判・口コミはどうでしょう?
利用者の声を見てみましょう。インターネット上にある口コミを集めてみました。
まずは、ポジティブな口コミからご覧ください。
なお、利用された方とはいえ一般の人ですので、プロの目でみると誤解やまちがった思い込みによる投稿も見受けれれますので、随時筆者からコメントを付加させていただきます。
ポジティブな口コミ
私たち夫婦もある程度の歳だし、子どもたちもみんな家を出たから2人で一軒家を管理するのは大変だと思ってもっと小さいマンションを郊外で購入することにしました。
そこで夫と相談して都内の一軒家を売却してマンションを購入する資金に充てようと思いました。
街の不動産屋さんに頼んでも良かったのですが、いちいち行かなきゃいけないのは大変だと思ったのと以前に家を売った友達から一括査定サイトを使って業者を探したと聞いたので今回利用することにしました。
リガイドさんに依頼した理由は、一括査定を依頼するときに「連絡を希望する時間帯」を自分で選ぶことが出来たのでこちらの都合を考えてくれている感じがしたからです。
不動産一括査定サイトはどこも似たような感じなので、このような細かい気配りが嬉しかったです。
東京のマンションに妻と子供2人と4人で住んでいましたが、埼玉県にいる両親のが高齢になり介護が必要になったので実家に戻ることにしました。
東京のマンションを売るか貸し出すか迷っていたので売却したときの裁定結果を見て決めようと思いました。
そこで運営12年目の老舗とインターネットに書いてあったリガイドで一括査定をすることにしました。
住所や家の構造を入れるだけで査定結果がでるのはほんとうに便利でした。
しかし、査定結果が全体的に想像よりも低かったのと両親の介護が終わったらまた戻ってくる可能性もあると考えて、売却せずに貸し出すことにしました。
他の不動産一括査定サイトは一度に5社くらいとしか比べることが出来ないですが、リガイドさんは8社から結果が出たので相場を知るにはちょうどいいサイトでした。
また、査定依頼をしても必ず売りに出さなければならないわけではありません。この方のように、売るかどうかの判断材料に活用しましよう。
この方のように根拠をただし納得してから売却依頼しましょう。
海外に転勤することになり、それに合わせて家族にも海外にまできてもらうことにしました。
妻と相談して北海道にある3LDKのマンションを売却することにしました。
街の不動産屋さんにも行きましたが、査定額が低すぎて、「この値段では売りたくないね」と悩んでいました。
その時インターネットの広告に一括査定の広告があったので、無料ということもあって使ってみることにしました。
最大10社に一括査定を申し込むことができると書いてあるリガイドさんに依頼しました。
3分ほどの情報登録で翌日に5社から査定結果が届いて、こんなに早く査定結果が出るんだと驚きました。
査定結果が来た業者に電話して一番印象の良かったところに依頼することにしました。
査定結果と売却した値段もあまり変わらず良い業者を見つけられてよかったと思っています。
見積もりのあった会社は相続税や手続きの話もよく理解していて、土地運用・駐車場化の提案もいただきましたが、今回は売却の方向で査定を進めました。
ゴリ押し感もなく、気持ちよく利用できました。感謝の意も込めて★5つで評価します。
この方のようにリガイドを良い不動産会社を見つけるツールとして使ってください。
ネガティブな口コミ
良い評判だけでなくネガティブな評判も見てみます。
一括査定をはじめて行いましたが、思っていたより入力も簡単でした。
ところが実家の物件は田舎のせいなのか、対応してもらえる不動産会社がなくて利用をすることが出来ませんでした。
地方の物件はいくつかのサイトや不動産会社を並行して利用したほうが良さそうです。
わたしの場合、急いで売れるよりも高く売りたかったということもあり、1番高く査定をして頂いた不動産屋さんと専任媒介契約を結びました。
最終的には当初の金額よりもかなり値下げして売却することになり、結果的に売れるまでに約1年もかかってしまいました。
今から思うと、査定額が高すぎる業者だけにお任せしたのが失敗だったと後悔しています。
RE-Guide(リガイド)の評判・口コミのまとめ
ポジティブな口コミには、多くの会社に査定できるのを評価しているものと、不動産会社の対応が良かったとするものが多いです。
これは、リガイドのサイトに記載されている、掲載不動産会社を「独自審査を通過した会社のみ」にしていることと、「安心してご利用いただけるよう、プロの目で日々サービスをチェック」していることの効果かもしれませんね。
また、ネガティブな口コミでは、実際に査定できないことがあることが分かります。
これは、どの不動産一括査定サイトも抱える問題です。
リガイド は都道府県別に掲載会社を調べることができるようにしています。事前にご自身の物件の所在地に、あなたの物件を得意としている会社があるのか下調べをすることができます。査定してくれそうな会社がない場合は、他の不動産一括査定サイトを使ってみる方法もあります。
不動産一括査定サイトのRE-Guide(リガイド)ってどんなサービス?
RE-Guide(リガイド)のサービスとは、一回の情報の入力で、全国600社以上の不動産会社のなかから最大10社までを選び、一括してご所有の不動産の査定を依頼できるものです。
簡単にいうと、不動産を売りたい人と、不動産会社をマッチングさせるものになります。
概要を一覧表にまとめました。
サービス開始時期 | 2006年7月 |
運営会社 | 株式会社ウェイブダッシュ |
利用者数 | 100万人(推定) |
対象エリア | 全国 |
提携不動産会社数 | 600社以上 |
同時依頼社数 | 10社 |
不動産会社の選択 | 可能 |
査定可能な不動産の種類 | ①マンション ②一戸建て ③土地 ④アパート一棟 ⑤マンション一棟 ⑥事務所・店舗ビル一棟 ⑦事務所・店舗ビル一室 ⑧その他 |
「RE-Guide(リガイド)という名前は初めて聞くが、「SBI不動産ガイド」という名前は聞いたことがある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、2006年から「SBI不動産ガイド」という名前で、東証マザーズに上場していたSBIグループ(現在はSBIホールディングス:東証1部)が運営していた長い歴史があるのです。
現在の運営会社は、SBIグループから独立しましたので株式の上場はしていませんが、「SBI不動産ガイド」を引き継いだサイトになります。
現在筆者が知っているだけでも36を数える「不動産一括査定」のサービスです。競争の激しい業界で運営歴の長い老舗サイトは、安心・信頼できるといえるでしょう。
次に、SBIグループから独立した現在の運営会社をみてみましょう。
商号 | 株式会社ウェイブダッシュ |
設立 | 2014年9月 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 70名 |
本社所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング11F |
業務内容 | ・インターネットによるEC・仲介サービスサイトの運営 ・インターネットによる比較・見積もりサービスサイトの運営 ・インターネットによる不動産・地域ポータルサイトの運営 ・上記に付随するその他サービスの提供 |
株式会社ウェイブダッシュの前身は、「有限会社シープエンタープライズ」といい、札幌で土地建物の有効利用に関する事業を行なっていた会社です。不動産事業に精通していますので、他の一括査定サイトと異なりただのネットベンチャー系ではなく、運営会社として高い専門性があります。
また、現在のウェイブダッシュは、インターネットを利用したマッチングビジネスが得意な会社でもあります。
例えば、チケットの仲介(チケット流通センター)、中古スマホ・携帯の仲介(ムスビー)、個人の不用品売買の仲介(アズカリ)などを運営しています。
つまり、不動産事業にも精通し、一括査定サイト運営に必要なWebマーケティングにも精通しているオールマイティーな会社になります。
結論としては、RE-Guide(リガイド)は、数ある一括査定サービスの中でも安心して利用できる信頼性の高いサイトであるといえます。
不動産一括査定サイトのRE-Guide(リガイド)で査定できる不動産の種類
RE-Guide(リガイド)で査定できる不動産の種類は
②一戸建て
③土地
④アパート一棟
⑤マンション一棟
⑥事務所・店舗ビル一棟
⑦事務所・店舗ビル一室
⑧その他
となっています。
他のサイトと比べて遜色ないラインナップになっています。
ただ、農地や倉庫・工場という種目はありません。
RE-Guide(リガイド)は、サービス開始当初の金融系である特色を活かして「収益物件に強い」という独自の路線を進めています。これは、RE-Guide(リガイド)の一括査定サイトの評価として定着しています。
不動産一括査定サイトのRE-Guide(リガイド)の特徴(強み・売り)
ここではRE-Guide(リガイド)の特徴を抑えておきます。
②売却査定と同時に賃貸した場合の賃料一括査定も依頼できる
③売却以外にも利用可
①厳選した掲載不動産会社から最大10社へ同時査定依頼が可能
RE-Guide(リガイド)のサイトでは、強みを5つあげています。その中で特筆すべきは、最大10社に依頼できることと、独自審査を通過した会社のみ厳選していることです。
依頼できる会社数が多いのは、多くの査定資料を集めたい人には嬉しいことでしょう。
また、他のサイトと違い掲載会社の多さを競うのではなく掲載会社を絞ることは、信頼できる会社が多い事をうかがわせますので、ユーザーにとっては安心できます。
②売却査定と同時に賃貸した場合の賃料一括査定依頼もできる
RE-Guide(リガイド)の公式サイトには、上記のようなサービスメニューがあります。
「賃料を査定する」をクリックすると、次のような画面になり物件の賃料査定を一括で依頼できます。
賃料査定の対象も、マンション、一戸建て、土地、アパート一棟、マンション一棟、事務所・店舗ビル一棟、事務所・店舗ビル一室と広範囲になっています。
これは、売ろうか貸そうか迷っている人には嬉しいサービスになります。
③売却以外にも利用可
RE-Guide(リガイド)の公式サイトには、賃料一括査定の他にも、
- 「リフォーム一括見積」
- 「収益物件情報」
などのサービスがあります。
これらは、収益不動産のオーナーには至れに尽せりのサービスといえるでしょう。
賃貸用の物件を所有していると、空室になったときにはリフォームが必要な場合もありますし、募集賃料も気になります。また、収益物件を買い替える場合は、いくらで売れる(不動産一括査定)か調べながら、同時に次の物件の情報も得られるという利便性があります。
一般の方でも、売却(不動産一括査定)するのか、リフォームして住み続けるのかを検討できて便利です。
その他に、査定依頼をするときの入力でフェイスブックやヤフーのアカウントを引き継げるのが、ユーザーの間では好評であることを最近知りました。入力の手間はできるだけかけたくないですよね。
また、リガイドのサイトには「お客様の声」を掲載しています。その掲載事例全てで「査定額」と実際に売れた「売却額」を明示しています。中には査定額より売却額が安くなった事例も掲載されており、筆者のような業界経験者から見ると「正直だな」と 好感を持ってしまうものです。
不動産一括査定サイトのRE-Guide(リガイド)の弱み(デメリット)
RE-Guide(リガイド)にも弱み(デメリット)があります。
②サポート体制が弱い
①掲載不動産会社の数が少ない
掲載不動産会社を厳選していることの裏腹になりますが、ライバルサイトと比べて数が少ないのは否めません。どうしても、売却エリアによっては査定できる会社が少なくなってしまいます。
②サポート体制が弱い
RE-Guide(リガイド)のサポート体制は、現状メールのみとなっています。他のライバルサイトと比べるとサポート体制は弱いと言わざるを得ません。
ただ、運営会社の株式会社ウェイブダッシュの電話番号は公開されていますので、こちらに連絡することは可能です。
株式会社ウェイブダッシュ 不動産メディア部
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビルディング11F
03-5532-2077 information@re-guide.jp
RE-Guide(リガイド)はこんな人にお勧めできる(向き不向き)
RE-Guide(リガイド)の利用がお勧めできる人と、あまりお勧めできない人をまとめておきます。
②不動産を売却するか賃貸に出すか迷っている人
③住宅以外の不動産の査定をしてほしい人
④収益不動産の買い替えを考えている人
②有名な大手不動産会社のみに査定をしてほしい人
③地方の物件だけど多くの会社から一括査定をして欲しい人
④まだ売却するか決めていないけど、とりあえず相場感をつかみたい人
RE-Guide(リガイド)体験談のインタビュー記事から
RE-Guide(リガイド)は利用した人の感想をインタビューした記事を掲載しています。
ライバルのイエイに比べると数は少ないですが、地方の不動産や賃貸中のマンションの事例など参考になるものばかりです。利用前にご覧になることをお勧めします。
本記事では、その中から宇都宮市の一戸建ての事例を、抜粋して転記します。
複数の不動産会社から査定額を聞くことは重要だと感じました!
売却した理由は何ですか?
実家へ帰ることになり、住んでいる戸建を売ろうと考えていました。
一括査定サイトを利用してみて、良かったことは何ですか?
不動産会社へ売却の依頼をしてから、短い期間で売却まで進んだので良かったです。
1社にお願いしたのと比べて、高く売れたと思いますか?
複数社から査定額を聞くことが出来た為、大体の相場がわかり、高く売ることが出来たと思います。
媒介契約の取引態様は専任でしたか?一般でしたか?
1社との契約でしたが、一般媒介で契約しました。
媒介契約を交わした会社に決めた理由はなんでしょうか?
査定依頼後も賃貸と売却で検討をしていました。しかし、借り手がなかなか見つからないので、売却をすることにしました。何社かに査定をして頂いていたが、今回お願いをした会社から買い手がいると伝えられたため、その会社に決めました。また、メール返信の対応も丁寧であったことも決めての一つになりました。
媒介契約を交わした会社は、実際に売却活動を始めてから、どのような印象でしたか?
事前にしっかりとご訪問もいただき、買い手が決まっているという理由もありまして、売却まで早く進みました。
いくらで売れましたか?
希望通り、1550万円で売却が出来ました。
これから物件を売却する人へのアドバイスをおねがいします。
素人ではなかなか不動産のことはわからないので、色々な不動産会社へ依頼をして、大体の相場や情報をしることは重要だと思います。また、現地を見てもらい、会うことで信用が出来る会社であるか見た方が良いとも思います。
出典元:リガイド「お客様の声」より
RE-Guide(リガイド ログイン)申し込みまでの流れ/手順
実際にRE-Guide(リガイド)で査定依頼をする手順を見ておきます。パソコンの画面をキャプチャーした画像をご覧ください。なお、スマホからでも手順に変わりはありません。
入力方法は、他のサイトとほぼ同じです。個人情報の入力にヤフー又はFacebookのIDが使える点だけ便利です。
- STEP.1RE-Guide(リガイド)にアクセスする
都道府県、市町村、町名、物件タイプを入力する(プルダウンになっているので該当するものを選ぶ) - STEP.2物件情報を入力
面積・築年数は大体でOKです。
※現況で「賃貸中」を選択(収益物件の方)すると、年間の賃料収入を入力する項目が出てきます。
- STEP.3個人情報等を入力
個人情報は、ヤフー、フェイスブックのIDで自動入力することもできます。
希望売却時期、査定方法、希望連絡日を選択します。 - STEP.4依頼する不動産会社を選択
会社名をクリックするとその会社の詳しい内容を見ることができます。 - STEP.5任意項目に入力しておきたい事があれば入力して送信
不動産一括査定サイトのRE-Guide(リガイド)の注意点
最後に、RE-Guide(リガイド)を利用する場合の注意点をお伝えします。
有名なQ&Aサイトに、「リガイド不動産一括査定で家は高く売れますか?」という質問があがっていました。確かに不動産一括査定サイトのネット広告や一括査定サービスの解説記事では、あたかも一括査定サービスを使うと不動産が高く売れるかのような記載があります。
しかし、賢明な読者はお気づきと思いますが、不動産一括査定サービス=高値売却 ではありません。
RE-Guide(リガイド)をはじめ不動産一括査定サービスは、そのためのツールになります。
以下の注意点をご理解のうえ、上手に活用してください。
②RE-Guide(リガイド)を利用する目的は良い不動産会社を見つけること。
③査定金額は単なる予想価格。
④高い価格での売却と早期の売却は両立しない。
あまり他のサイトでは言及されていない点もありますが、宅建取引士であり、業界経験20年以上の筆者からのアドバイスです。いわゆる中の人の話として聞いてください。
順番に解説していきます。
①利用目的別の注意点
RE-Guide(リガイド)を利用しようと考えている方でも、その利用目的には様々あるでしょうが、大きくは以下の3つだと思います。
- 本当に売りたい人
- まだ決めていないが、高く売れるなら売りたい人
- 売却するつもりはないけれど自分の不動産の価格は知りたいという人
本当に売りたい人
不動産売却成功の鍵は、信頼できる不動産会社をパートナーにすることです。そのためには、実際にご自身の目でみて選ぶことが大事です。
査定方法で「訪問査定」を選択して、複数の不動産会社と面談して決めましょう。
その際にはご自身の感覚を大切にしてください。不動産売却は、概ね3ヶ月くらいの期間がかかります。その間に何度も連絡を取り合います。相性の良い悪いはスムーズなコミュニケーションに影響してくるからです。
なお、信頼できる不動産会社の選び方は②以降に書いていますので、そちらを参考にしてください。
まだ決めていないが、高く売れるのなら売りたい人
この方は、ご自分のペースで考えたいけど、「不動産会社に強引に売らされないかが不安」ということではないでしょうか?
このような方は、査定方法を「机上査定」(簡易査定)にして依頼してください。そして営業の電話がかかってきても、「机上査定の結果が出揃ってから決定する。結果はメールで返答するので、もう電話は不要です。」と1回返事すれば良いです。
それ以降にしつこく営業があれば、その時サポートに連絡すればRE-Guide(リガイド)が対処してくれます。
売却するつもりはないけれど自分の不動産の価格は知りたいという人
この方は、不動産会社からの営業が「ウザい」と感じるのではないでしょうか?
- 「1分で価格がわかるのじゃないの?」
- 「こんなに不動産会社から電話がかかってくるとは思わなかった」
- 「価格が知りたいだけだよ」
という思いがあるでしょう。
このような方は、そもそもRE-Guide(リガイド)等の一括査定サービスの利用に向いていません。
不動産一括査定サービスは、売りたい人と不動産会社をマッチングさせるサービスです。
価格や相場が知りたいだけなら、国土交通省が運営している不動産の取引価格情報提供サイトや、不動産会社だけが閲覧できる不動産情報データベース(REINS)が公開している成約データサイトを活用されることをお勧めします。
また、最近ではAIの発達で情報を入力すればすぐに不動産価格がわかるサイトもたくさんあります。「ai不動産価格」などで検索していただくと色々出てきます。
これらを利用されると煩わしい営業はありません。
AIの不動産査定で定評のある「HowMa(ハウマ)」についてまとめいますので、もしAIでの査定に興味のある方は参考にしてみてください。
HowMa(ハウマ)の評判|仕組みやAIの精度は?メリット・デメリットを徹底解説!以上をまとめますと
①本当に売りたい人
→「訪問査定」を選択して依頼し、不動産会社と面談し信頼できる会社を見つける。
②まだ決めていないが、高く売れるのなら売りたい人
→「机上査定」を選択して査定依頼を申し込む。
③売却するつもりはないけれど自分の不動産の価格は知りたい人
→RE-Guide(リガイド)ではなく、取引情報提供サイトやAI不動産価格サイトを利用する。
サイトのリンクを貼っておきますので、以下からご利用ください。
国交省の「土地総合情報システム」
REINSの「不動産取引情報提供サイト」
②RE-Guide(リガイド)を利用する目的は良い不動産会社を見つけること。
不動産売却の成功の秘訣は、あなたの不動産を売ることに親身になって取り組んでくれる担当者なり不動産会社をパートナーにすることです。これには大手も地場中小も違いはありません。
不動産仲介は成功報酬になっています。それが故に、あなたの不動産が売れなくても責任を問われることはありません。また、普通の商品と違って在庫となっても場所もとりませんし保管の費用もかかりません。一般媒介契約であれば、レインズ(流通機構)に登録する義務も、依頼者であるあなたに活動内容を報告する義務もありません。
つまり、何もせず「売れたらラッキーだよね」というスタンスでも問題ないのです。
逆に、信頼できる会社とは、例えば
不動産会社は実際に土地の状況などを法務局で調べてちゃんと査定してくれますし、私の実家の場合、家が老朽化していたので解体して更地にした場合とか、いろいろなパターンを親切に教えてくれました。
市に提供している道路の土地などの面積もちゃんと教えてくれました。
出典:yahoo知恵袋より
という具合に、売却に向けて調査も怠りませんし、売却方法の提案もします。
RE-Guide(リガイド)はあくまで査定できる不動産会社を推薦してくれるサービスです。
どの会社を選ぶのかは、あなたご自身です。できるだけ不動産会社とは面談して、信頼ができて、あなたのフィーリングにあう不動産会社を選んでください。
この後③、④で、実際に不動産会社を選ぶ際の注意点をお伝えします。
③査定金額は不動産会社の予想価格。
実際にRE-Guide(リガイド)を利用し複数の不動産会社に査定依頼すると、それぞれの査定額に大きな開きがあり驚くことがあります。
ここで一番高額な査定金額を提示してきた不動産会社に飛びつくのはやめてください。
「査定金額」は、その金額で売却できることを保証するものではありません。
「査定」とは、媒介契約期間(3ヶ月)内に売却できるであろうと不動産会社が予想した想定金額でしかありません。この点「ブランド品買取一括査定」や「中古車買取一括査定」とは違いますので、注意してください。
査定金額で売却できなくても不動産会社は責任を取るわけではありません。
一括査定では複数の会社との競争であることが当たり前なので、不動産会社としては査定依頼者であるあなたの気を引くために、どうしても高めの査定金額になります。ちょうど、不動産会社ばかりの商店街で営業しているようなものなのです。業界では「一括査定インフレ」と呼んだりしています。
宅地建物取引業法では、「売買すべき価格又は評価額について意見を述べるときは、その根拠を明らかにしなければならない。」(第34条の2)としています。
媒介契約を結ぶ前に、必ず査定の根拠を聞いてご自身が納得できるどうかを判断材料にしてください。
④高い価格での売却と早期の売却は両立しない。
RE-Guide(リガイド)だけではなく一括査定サービスを行なっているサイトは、一様に「当サイトを利用すればあなたの不動産が高く、早く売却できます。」というセールストークで利用者を集めています。
しかし、感の良い方は気づいていらっしゃるかと思いますが、そんなうまい話はありません。
通常は
・価格が高い→購入希望者が少ない→価値を訴求し見込み客を探す=時間がかかる
という流れになります。
確かに相場より高くてもすぐに売れる場合もあります。それは、例えば親御さんと同じマンションが欲しくて探しており、他にも物件が無いようなレアな場合です。
インターネットの普及によりホームズをはじめ多くの不動産情報ポータルサイトがあり、買主側は少しでも安く購入しようと情報収集しています。いまや下手な営業担当者より詳しい方もいらっしゃいます。
大切な資産である不動産を売ろうかなと考えているあなたには、様々な理由があると思います。
ざっと思いつくだけでも、
・転勤のため処分したい
・相続したが住む予定がないため
・住宅ローンの支払いが難しいため
・事業資金がいるので早く換金したい
といったものがあります。
売却理由に合わせて不動産の売り方も変わってきます。
例えば、
・相続・転勤等売却に時間的余裕があるなら高値でじっくり売却する
・ローンが苦しいなら任意売却の交渉をする
・時間が限られているなら買取業者を集めて入札する
という方法です。
このように、あなたの売却理由に合わせて最適な方法を提案してくれるのが信頼できる不動産会社です。
いきなり価格の話だけするような不動産会社はNGです。
じっくりあなたの売却理由をお聞きし、自社でできることを提案しようとする姿勢を持った会社を選択しましょう。
媒介契約の種類との相性についてもお伝えしておきます。
・高く売りたい場合=専任媒介契約
一般媒介契約
早く売りたい場合は、相場又は相場より若干安い価格で市場に出す(売り易い物件)と他社より先に購入希望者を見つけようとする競争原理がはたらきますので、他社に勝たないと手数料が入らない一般媒介契約が良いです。
複数の不動産会社に売却依頼をしても、自分で見つけた買主と取引してもOK。
その分、締結会社の本気度は低くなる恐れがある。
専属専任媒介契約
逆に高く売りたい場合は、様々な工夫が必要になりますので、必ずあなた(売主)から手数料が入る専任媒介契約なら不動産会社は安心してノウハウを投入しやすくなるため、専任媒介契約が良いです。
他の不動産会社との媒介契約の締結および自分で見つけた買主との取引ができなくなる。
一方で専属専任媒介契約を締結した不動産会社の売却に対する本気度は高まる。
以上の公式に反した「一番やってはいけないこと」をお伝えします。
高値で売却したい時に、複数の大手不動産会社に一般媒介で依頼するのは危険です!
なぜ危険なのか?
それは、売りにくい物件として放置されるからです。
一般媒介のメリットの競争原理が発生するのは、売りやすい物件です。
売りにくい物件(高値)では、一般媒介のデメリットである不動産会社の努力義務(流通機構(レインズ)への登録、売主への活動報告)の免除が効いてきます。つまり何もしなくても問題ないのです。
そして、一般媒介では、不動産会社がいくら努力しても他社のルートで契約が成立すると手数料はゼロというリスクがありますので、不動産会社同士で相互に牽制しあう状態になります。
例えば、売主さんに相談して少し価格を引き下げてもらうと売れる可能性がある場合に、自社が頑張って説得しても価格が下がった途端に他社に契約を持っていかれると水の泡なので、どの会社も説得しないといった現象です。
このような現象は、どの不動産会社でもおきる現象ですが、大手不動産会社では顕著に起きます。大手不動産会社は上場企業が多く、決算予測を公表していますので売上目標達成圧力が強いです。そのため仲介現場では、売りやすい物件、専任物件が優先されるからです。
まだ一社でも地場中小の会社が一般媒介に加わっていると、大手への対抗意識と中小特有の柔軟な対応が期待できます。
例えば、自社のルートで契約が成立するよう買主を仲介してくれた会社にインセンティブを付ける(キックバック)事を約束して、流通機構(レインズ)に登録したり、自社人脈を使って一般媒介物件の情報を流したりすることがあります。
いずれにしても「高く売りたい場合」は、一般媒介は避けた方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
RE-Guide(リガイド)について、運営会社から、サービスの内容、利用にあたってのメリット・デメリット、評判や利用者の体験談、申し込みの手順などを詳細にお伝えしました。
一括査定をしたいと思うけれど、数あるサイトの中からどのサイトを利用すべきか迷っている方も多いと思います。本記事が一括査定サイト選びの参考になれば幸いです。
一括査定サイトの運営歴の長さ、運営会社の信頼度、サイトの利便性を考慮して評価しましました。
RE-Guide(リガイド)では、利用できる不動産会社はすでに厳選されています。その中からさらにご自身に合った会社を選ぶために利用上の注意点を参考にしてください。
菅 正秀
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