【不動産一括査定・不動産一括査定サイト】これさえ読めば絶対に後悔しない

不動産の取引って特殊な感じがして、どうやって進めればいいか不安になる。そもそも、自分はすでにマイホームを建ててしまったため、活用の方法が考え付かないなど、土地活用の方法に悩んでしまっている方もいるでしょう。

そんなときに、まずは土地の売却をする際にどれくらいの価値があるのかを調べたいと考える方も多いはず。

今回は、そんなお悩みを解決するべく「不動産一括査定サイト」の活用法をご紹介します。そもそも不動産一括査定サイトとは?という素朴な疑問から、不動産一括査定サイトを利用した売却まで徹底的にご説明していきます。

おすすめの不動産一括査定サイトをみる↓

不動産一括査定とは?

一括査定するとは、不動産情報の入力のみで、複数の不動産会社から売却価格の査定を受けられるサービスのことです。複数の回答が得られるので、価格や営業対応地域などを比較して、条件に合致した不動産会社へ売却の仲介を依頼することができます。

ひとつひとつの業者へ依頼をして、調査をし・・・と続けていくと費用も時間もかかってしまいますが、この方法であれば短期間で売却先の検討まで可能。急な活用方法を考えなければならないときに、とても心強い味方になってくれます。

売却価格が低すぎても不動産会社は損をしない

不動産一括査定の利点として、同時に査定額を見比べられることが挙げられますが、この不動産会社への依頼を複数にお願いすることは不動産売却を考えるうえで大切なこと。その理由は、不動産会社ごとに土地の査定額は大幅に変わる可能性があるためです。

たとえば、査定を1社に頼んだ場合を考えてみましょう。不動産会社は、とにかく不動産を売って、売り手からも買い手からも手数料をとることを目的とした会社のため、売却額を上げることよりも「買い手がつくかどうか」がひとつの査定基準にもなります。したがって、状況によっては買い手側につくことも十分にあり得るのです。ところが、1社にしか頼んでいない場合には、不動産会社の言い値で取引することになります。

自分自身が知識のない状況で、ひとつの会社のみにお願いするとなるとその会社が出した価格が適正なのだと感じてしまいがちです。しかし、実際には買い手のつきそうな価格としてできる限り安い価格を提示している可能性も否定できません。

このことを踏まえ、納得のいく売却金額を受け取りたいと思ったら、最低でも3社以上の不動産会社に査定してもらうのが妥当です。1社だけはなく、ほかにもライバルがいることを知らせて競争意識を持たせることで、より適正価格に近い査定が見込めます。

不動産一括査定サイトは、同時に複数の不動産会社に査定を依頼できるシステムです。不動産売却に関して経験値が少ない方でも手軽に使えるうえ、1社ごとに査定を依頼するのに比べはるかに手間がかかりません。もし、対面での取引を考えている場合にもまずは、一度不動産一括査定サイトで見積もりをしておくと価格感がつかみやすくなります。自己所有物件が大体いくらで売れるのかという相場を知るためにも、利用するメリットは大きいでしょう。

不動産一括査定のメリットとは?

この不動産一括査定には、以下のようなメリットがあります。

メリット

・不動産会社からしつこい勧誘電話がない
・自宅にいながら売却価格を査定してもらえる
・近所に知られることなく不動産査定ができる
・多くの不動産会社からの査定価格を集めることができる
・ほとんどの不動産一括査定サイトは無料で対応してくれる
・複数の不動産会社に依頼することが前提なので、競争意識を持って対応してくれる

こうしてみると、多くの利点があることがわかるでしょう。

勧誘電話がないのはなぜでしょうか?

最初の窓口が「インターネット」であることが理由です。査定結果はメールで受け取れますし、あらかじめ「返信はメールのみでお願いします」と言っておけば、電話がかかってくることはありません。自分のペースで不動産売却を進められるところが、不動産一括査定サイトの大きなメリットと言えるでしょう。

不動産会社が競争意識を持って取り組むとは?

従来の不動産取引では、近隣などの不動産屋さんに相談する形が一般的でした。1社の査定価格をもとに、取引が行われていたのです。このため不動産屋同士があまり競合せず、査定額が適正より低く見積もりられているケースもあったでしょう。

しかしインターネットの普及に伴い、複数社への依頼が手軽にできるようになりました。たとえば不動産一括サイトを利用するなら、手間も時間もかけずに複数の不動産屋から査定結果を受け取れます。依頼者としても数社を比較できたほうが、より良い業者を選びやすくなるでしょう。すると不動産会社には「他社より早く契約に結びつけたい」という競争意識が芽生え、積極的に活動してもらえることがあります。

不動産一括査定のデメリットとは?

物事にはメリットがあれば、必ずデメリットもあります。今度は、不動産一括査定サイトにおけるデメリットについて確認していきましょう。

デメリット

・複数の不動産会社に査定を依頼すると、どれが適正価格かわからなくなる
・査定とは契約ではなく営業活動の一環であるため、「査定だけして欲しい」という場合、不動産会社は真剣に動かないこともある
・机上査定で算出された価格はあくまでも参考価格である(その金額で売れるとは限らない)

デメリットを見ると不動産会社の営業方針が見えてくる?!

これらのデメリットを見ていくと、不動産会社の営業のやり方などが見えてきます。まず不動産会社の最大の目的は、不動産を売却することではありません。売却による手数料を受け取ることです。当たり前だと感じるかもしれませんが、案外この部分を理解していなかったために、不動産会社の対応に疑念を抱く方も多いようです。

たとえば「”査定だけ”お願いします」と依頼されても、不動産会社としては契約まで結びつくかどうかわからず、真剣に動いてくれない傾向にあります。特に地域に根付いた不動産屋さんでは、一層その傾向が強いようです。

さらに査定をお願いすると、高い頻度で勧誘の電話がかかってくるでしょう。不動産業界では「追客」と呼ばれる、電話でアポをとる方法です。査定は営業活動の一環でしかないため、本来なら査定してからが勝負。「この物件は売れそうだ」と思われると、毎日のように電話がかかってくるかもしれません。それだけあなたの所有している不動産が魅力的だと考えることもできます。

しかし、今回ご紹介している不動産一括査定サイトに登録済みの企業は、ほとんどが大手と言われるような会社。当然ながら、マナーを守った営業活動を行っています。また物件情報はインターネットから入力するため、「返信はメールで」と明記しておけば、しつこく電話がかかってくる心配もありません。

机上査定で算出された額では売れない?!

机上査定で計上された売却金額は、あくまでも参考価格という名目になります。これは実地調査を行っていないためです。実際に参考価格どおりに売却できるかどうかはわかりません。もっと正確な価値を知りたいという場合、不動産鑑定士などに依頼する方法もありますが、鑑定士への報酬が発生します。

個人所有の不動産において、鑑定まで行う必要があるかどうかは疑問です。出費がかさむ点も心配になるでしょう。所有している不動産によっては、売却代金のほとんどが鑑定料や経費で消えてしまうことにもなりかねません。

大体の相場を知りたいのであれば、ひとまずは不動産一括査定サイトで査定を行うだけで十分だと言えます。サイトでの査定なら複数の不動産会社の見解を知ることができ、実際の売却金額と近い適正金額を知ることも可能です。

不動産一括査定サイトの選び方

不動産一括査定サイトって本当に必要なの?

「不動産一括査定サイトは本当に信頼できるのか」「近くの不動産屋に頼むのとどちらがいいのか」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。大切な資産を手放すにあたって、より賢い選択をしたいと思うのは当然です。ここでは、不動産一括査定サイトの必要性についてお話しします。

査定の段階で不動産会社を一社に絞るのは危険な行為?!

不動産査定は、依頼する業者により何百万~何千万単位で大きく変わってくることもあります。このため1社の不動産業者に頼って、相場もわからないまま査定を出すということは、とても危険な行為と言えるでしょう。大切な不動産をより高く売りたいと考えているなら、複数の業者に査定をお願いしたほうが賢明です。

しかしながら、1社ごとに電話やメールで物件情報を伝え、査定を依頼するとなると、かなりの手間と時間がかかってしまいます。このとき不動産一括査定サイトを使うことで、面倒を省けるところが最大のメリット。物件情報を一度入力すれば、あとは不動産一括査定サイトが各社に依頼を出してくれます。

どんなウェブサイトを選べばいいのか?

最近では不動産一括査定サイトの数も増えてきました。大手の不動産会社も続々とインターネット見積もりに対応し、利用者も増加傾向にあります。なかでも優良サイトを選ぶときの大きなポイントは、自分が所有している不動産の所在地に強い業者が登録しているかどうかです。つい査定金額が一番高いところを探したくなりますが、そもそも希望する業者の対応地域でなければ意味は薄いと言えます。

地域性はとても大切です

物件を都市近郊に所有しているなら、不動産選びに苦労することは少ないかもしれません。しかし地方になればなるほど、査定対象からはずれてしまうケースも増えます。たとえ「全国対応」とあるウェブサイトでも、要望に沿うような業者が見つからない可能性もあるでしょう。

たとえば関東圏に不動産を所有しているなら、関東圏のみに対応した不動産一括査定サイト、東北なら東北地方の不動産屋に特化した不動産一括査定サイトへ登録することもできます。「地方対応」「全国対応でも大手企業のみ」など、サイトによってタイプはさまざま。迷ったときには、複数ウェブサイトに登録してみるのも一案です。

不動産会社によって異なる査定方法を使って、価格を算出しています。全国対応の業者であれば豊富なデータから適正価格を導き出してくれますし、地域密着型ならその土地の不動産をよくわかったうえで査定額を提示してくれるはずです。一度査定額が出そろってから、自分が納得のいく価格を出してくれる会社を選ぶと良いでしょう。多くの業者に査定してもらうことで、本当の不動産価値がわかります。

担当者との相性もとても大切

インターネットを使って連絡を取るにしても、実際にやり取りをするのは「人」です。メールの内容や返信の早さなどで、何となく自分との相性もわかってくるもの。いくら高額な査定額を提示されても、対応が横柄だったり、不信感を抱くような態度だったりが気になると、大切な資産は任せられません。

「この人なら自分の不動産の資産価値をしっかり理解してくれる」と思えるような、信頼できる担当者を探してみましょう。いい担当者との出会いが、高値売却への近道でもあります。

不動産一括査定の仕組み

不動産一括査定サイトは無料で利用できる?!

不動産一括査定サイトは無料で利用できます。何件の見積もりをとろうと、一般的に費用は発生しません。では無料でどのように成り立っているのでしょうか?

不動産一括査定サイトを利用し見積依頼が送信されると、不動産会社、もしくは売却主が情報提供料を払うことになります。仕組みとしては、完全成功報酬制を採用しているということ。これは不動産会社へ直接、査定依頼をお願いした場合も変わりません。不動産会社に不動産の売却を行って、そこで初めて仲介手数料が発生します。

ただし不動産会社へ出向いて査定を依頼する場合、面談、調査票への記入など、さまざまな作業が発生するのが難点でしょう。査定依頼だけでも、最低1時間くらいはかかると見込んでおきます。

不動産一括査定サイトだとスピーディーに査定が完了する

「不動産会社へ出向く場合、時間がかかる」と上述しましたが、不動産一括査定サイトの登録は最短60秒で済みます。査定結果を受け取る際も、自宅や出先で確認できます。30分ほどでメールあるいは電話にて結果が届くでしょう。

一度の査定依頼で複数社から回答がきますが、その場ですぐに決断をする必要はありません。じっくりと比較検討しましょう。何件もの不動産会社を回ったり、電話をかけたり、また複数枚の書類を提出する手間がなく、時間を有効に使うことができます。

不動産会社としても、サイトを通して得意とするエリア・タイプの不動産情報が届くため、より適正な査定がしやすく、契約後も積極的に販促活動が可能。つまり不動産一括査定サイトは、依頼者側にも不動産屋にもメリットのある仕組みと言えます。

売り手側、不動産会社だけでなく買い手にもメリットあり

新しい住まいを探したい、投資不動産を手に入れたいと思っている買い手側にも、不動産一括査定サイトは便利な存在です。従来の不動産の探し方としては、不動産会社の広告などを見て、来店のうえで内覧する方法がとられていました。しかし実際に見たところで、その場で即決することはなかなか難しいでしょう。一度不動産会社へ来店すると、その後の営業電話も頻繁にかかってきます。

不動産一括査定サイトと提携している会社なら、扱っている不動産情報もネットで探すことが可能です。以前からネットでの物件探しは可能でしたが、登録会社も物件数も増え、年々その内容は充実してきました。WEB上であれば、急かされることなくじっくりと物件探しができます。不動産一括査定サイトは、ひいては不動産の売り手・不動産屋・買い手の3者をつなぐ存在とも言えるでしょう。

不動産一括査定会社一覧

利用者数が多い人気の不動産一括サイトを厳選してご紹介します。どのサイトも対応エリアは全国。また匿名で探すことができるのも大きなメリットです。

サイト名 提携企業数 利用者数 対応エリア 運営会社 サービス開始年
イエウール 1,700社 1,000万人 全国 (株)Speee 2007年11月
すまいValue(すまいバリュー) 6社(大手) 100万人 全国 オープンマーケット(運営団体) 2016年10月
HOME4U(ホームフォーユー) 1,724社 476万人 全国 (株)NTTデータ・スマートソージング 2001年11月
ソニー不動産 ソニー不動産1社 1,600件(成約者数) 1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉) ヤフー不動産・ソニー不動産 2014年11月
リビンマッチ 1,400社 440万人 全国 リビン・テクノロジーズ(株) 2004年1月
マンションナビ 500社以上 360万人 全国 マンションリサーチ(株) 2011年4月
イエイ 1,000社 400万人 全国 セカイエ(株) 2008年4月
マイスミEX(マイスミEXEX) 33社 20万件(査定依頼数) 全国 (株)じげん 2015年
HOME’S売却査定(ホームズ売却査定) 1,700社 476万人 全国 (株)ライフル 2014年
RE-Guide(リガイド) 600社 20万件(査定依頼数) 全国 (株)ウェイブダッシュ 2014年

不動産一括査定から不動産売却までの流れ

こちらでは一括査定サイトを使った売却の流れと、不動産会社が仲介した売却までの流れを紹介します。それぞれどのような違いがあるのか、方法を比較してみましょう。

不動産査定から売却までの流れ

①不動産がいくらで売却できるか「査定」をする

所有している不動産がいくらぐらいで売れるのか、確認するべくまずは査定を行います。満足できる不動産売却のためには、査定こそが最も重要な作業です。「大手だから信頼できる」とも一概に言い切れず、きちんと査定額を比較し、適正価格を見極めなければなりません。

査定方法には大きく分けて2つの手法があります。「机上査定」と「訪問査定」、それぞれの違いを以下にまとめました。

机上査定と訪問査定の違い

机上査定とは、売却しようと考えている不動産を実際に見てもらうのではなく、築年数・所在地などの概要と、取引事例・市場などのデータをもとに査定する方法です。訪問査定に比べると簡易的な査定になりますが、数多くの取引事例や相場をもとに算出するため、ある程度の妥当性はあると言えます。売却を考えているけれど、その前におおよその相場をつかんでおきたいというときには、机上査定がぴったりです。

一方の訪問査定は、この机上査定をもとに、実際に現地に出向いて状況を確認。住環境や眺め、日当たりといった細かな部分まで考慮して査定を行います。ここで算出された金額は、実際に「売却可能な金額」です。不動産会社を一社に絞り込んで媒介契約を結ぶ場合、売り出し価格を決めるためにはこの訪問査定を行う必要があります。

順序としては、まず不動産一括査定サイトで机上査定を行い、その後「この不動産会社にお願いしたい」と思える不動産会社を選定のうえで、訪問査定に進むような形です。

これは不動産一括査定サイトのメリットとも言えますが、ウェブサイトを使い査定を行い、売却価格を決める段階になると、売り手側に専任の不動産会社がついてくれます。この不動産会社はもちろん買い手も探しますが、売り手側の営業を積極的に行うための存在です。なるべく高く売却できるよう、売り手側に寄り添った営業を進めてくれます。これが片手仲介と言われる手法。売り手側はより高く、買い手側はより希望に近い価格でマッチングさせるため、安易な値下げの心配がありません。

日本の不動産会社は両手仲介

多くの不動産会社では、売り手側と買い手側に同じ担当がつきます。これが両手仲介です。中古不動産などの内覧に行った場合、見たいといった不動産と違う物件を紹介されることがあるかもしれません。お目当ての物件が売却済みでもないのに、「もっとおすすめの物件がある」とほかの不動産を紹介されます。これは、自分が担当している物件の契約を進めたいという営業マンの方針です。

売りに出ている物件を問い合わせたとき、通常であれば物件担当者が対応します。しかし別件を対応している場合などは、ほかの営業マンが対応するケースも少なくありません。不動産売買においては、売り手と買い手のどちらからも、契約完了後に不動産手数料をとることができます。自分が担当している物件が売れたほうが手数料は多くとれますし、そのぶん営業手当も増えるでしょう。要するに両手仲介の営業担当者は、売り手・買い手など人にではなく、「物件」についています。

不動産一括査定サイトでの不動産売却が革新的だと言われているのは、不動産会社の担当が物件だけでなく、売主についてくれるという点です。こうしたエージェント制をとることで、売主に寄り添う顧客第一の営業を行います。これが今までの不動産売却の流れと違っている点です。不動産を売りたいと考えている人には大きなメリットとなりうるでしょう。

また、売却を成功させるためにも、自己所有の不動産価値を的確に理解してくれる不動産会社を選定する必要があります。

②自己所有不動産を高く評価してくれる不動産業者を決める(不動産売買契約の締結)

前項の一括査定により、自分が所有する家や土地がどれくらいの価値があるのかがわかります。複数の不動産屋にまとめて査定を依頼できるため、どの業者が一番高く評価してくれているかも一目瞭然です。この次のステップとして、買い手業者を1社に絞ります。

難しく考えてしまうかもしれませんが、不動産一括査定の大きなメリットである「複数の業者から査定結果を受け取れる」という点を活用しましょう。まずは自分の資産を高く評価してくれる業者を見つけます。不動産の価値に対して、適正価格で取引してくれる不動産業者を見極めてみてください。このとき担当者の対応などもチェックしておきます。

納得がいく査定額であれば、業者と不動産売買契約を交わしましょう。机上査定はあくまでも参考額ですが、訪問査定であればそれに近い額を受け取れるはずです。一括査定サイトを使って気になる業者にひと通り査定を依頼し、そのなかから自分の希望価格に近い業者を選ぶようにします。

③売却代金の受け取り、引渡し

希望価格での売却が決まったら、あとは金額を受け取って引渡しです。不動産一括査定サイトでの不動産売却は、大きく分ければこの3ステップでスピーディーに売却までが完了します。

不動産仲介での売却までの流れ

①査定

仲介の場合は、不動産会社が訪問して査定を行うことがほとんどです。ネットだけで査定金額を算出するということは一般的にありません。訪問査定を受ける場合、ご近所からの視線が気になる方もいるでしょう。特に新興住宅地など長年にわたって住んでいる場合、近所の目を避けたいと考える方も多いでしょう。

複数の業者にいちいち訪問査定を依頼していると、そのぶん周囲から勘づかれる可能性も高まります。1社のみに依頼をする形なら周囲の目はさほど気になりませんが、適正価格を知ることもできないでしょう。

②媒介契約締結(不動産会社と売主)

査定に基づき、不動産会社との間で「自己所有不動産を売って欲しい」ということを依頼する「媒介(ばいかい)契約」を締結します。その後、業者は売主と相談して売り出し価格を決定。広告や宣伝によって購入希望者を探します。

ここで注意点として、仲介の場合、不動産会社は物件を買い取ることはしません。買い取るのはあくまでも買主であり、不動産会社は売主と買主を結びつけることが役割です。このため不動産会社と一緒に物件価格を決めたからと言って、その金額で必ず売れるとは限らないでしょう。買主が見つかったとしても、買主から値下げ交渉されることも十分あり得ることです。

値下げ交渉には一切応じないという確固たる意志で交渉するのも一案ですが、そうなるとせっかく決まった買主も離れていきます。なかなか売却できず、資産価値がどんどん下がっていく事態にもなりかねません。

③売却のための営業活動を開始する

この時点で、やっと売り出し活動のスタートです。買いたいという希望者を探します。

④購入希望者に自宅を内覧させる

中古物件などを内覧したことがある方ならご存知かもしれませんが、まだ居住者がいる段階でも部屋の内覧があります。不動産会社に対し「不動産を売ってください」とお願いすることが媒介契約ですが、その契約後はいつ購入希望者が現れるかわかりません。希望者が「部屋の中を見たい」と言えば、営業マンとしては売るために「見せたい」と考えるのが妥当でしょう。

しかし、この内覧は強制ではありません。投資物件などは売主が居住するのではなく、賃貸人という第三者が居住しているケースも多く、契約も複雑です。プライバシーの観点から、内覧ができない場合がほとんどでしょう。賃貸人がいなくて空室の場合であっても、気になるようなら「できません」と断ることも可能です。しかし内覧を行わないと、媒介契約の場合は売れる確率が激減してしまうことも考えられます。

ここが不動産一括査定サイトを利用する場合と、不動産仲介との大きな違いです。不動産一括査定サイトであれば、売買契約を結ぶのは不動産屋です。仲介とは異なりプライバシーも保たれ、希望価格で売却できる確率は高くなります。

⑤買い付け証明

売買契約を結ぶ前に、買い付け証明を買い手側から提出してもらいます。買いたいという意思表示を書面で示すものであって、まだ売買契約が済んだわけではありません。

⑥申し込みと不動産売買契約締結(手付金の支払い)

ここにきて初めて契約の締結です。売買契約に伴う重要事項説明書を読み上げ、買うという証拠として手付金を支払ってもらいます。この手付金が支払われたら、他の買い手を探すことは中止。ここまできてやっと売買契約が締結され、次に売却代金が入金されます。

⑦売却金額全額を受け取り、仲介手数料支払い、引渡し

売却代金を受け取ったら、買い手を見つけてくれたお礼として、不動産屋に仲介手数料を支払います。実際に不動産を引き渡し、売買はすべて完了です。

このように仲介での売却はかなり煩雑で、時間もかかるケースがほとんどです。普段から仕事で忙しい方などは、仲介による売却の場合わずらわしさを感じるかもしれません。一方、不動産一括査定サイトであれば、1分ほどで物件登録が可能です。複数社に査定額を算出してもらう場合も、ほとんど時間はかかりません。

不動産一括査定サイトのクチコミや評判

不動産一括査定サイトを利用するにあたって、「実際にウェブサイトを使ったことがある人の意見を聞きたい」と感じる方もいるはず。実際、悪徳サイトを避けるためにも口コミは役に立ちます。すべての口コミをうのみにする必要はありませんが、評判が良いサイトを選ぶに越したことはないでしょう。

不動産一括査定サイトの口コミはどうなのか

実際にインターネットで紹介されている、不動産一括査定サイトを利用した方の口コミを集めてみました。

《62歳 女性》
インターネットで不動産査定を行うことにとても不安があったのですが、一度試しに登録してみました。パソコンには不慣れなほうですが、2分ほどで登録は完了。その後、複数の不動産会社から連絡が来て、なかでも一番査定金額が高かった会社に依頼しました。かなり大手の不動産会社だったようで、担当者は知識量も多く、とても頼りになった印象です。不動産一括査定サイトだと複数社にいっぺんに頼めて、面倒くさがりの私にはとても便利でした。3か月ほどで、売却が希望どおりの価格で決まり、満足しています。

不動産一括査定サイトを利用してみて良かったというポジティブな口コミです。インターネットに不慣れでも簡単に登録できると、利便性の良さを挙げていました。また、複数の不動産会社に1件1件依頼するのは体力と時間を浪費するもの。一度の登録で複数社から査定額を受け取れるため、すぐに結果を知りたい方にはぴったりです。

(44歳 男性)
不動産査定に限らず、一括査定の業者は競争率が高い。このため最初は適正な査定価格より高めに見積っておき、実際は同じ価格で売却できないということがよくある。これはどこのウェブサイトでも同じで、査定額が一番高いところが良いとも限らないだろう。自分にとって最適な提案をしてくれる不動産会社を選ぶことが大切。

不動産業界にお勤めの方らしき口コミです。不動産一括査定サイトの選び方について、査定額のみで良し悪しを決めつけてしまうのは早急すぎると伝えています。これは不動産業界に限らず、競争率が高い業界においては起こりがちなことなのでしょう。一見すると当然のことのように思えますが、不動産を売却するという人生一大イベントを前にすると、案外見えなくなってしまうのかもしれません。

(52歳 男性)
親の実家を相続することになり、インターネットや書籍で売却に関する知識を詰め込んだものの、専門家に相談するのが一番良いと感じた。満足のいく売買のためには、信頼できる会社と担当者に出会えるかどうかが肝になる。良い業者を探すためにわざわざ足を運んで時間を浪費するぐらいなら、まずは不動産一括査定サイトを利用して信頼できる会社を見つけるのが正解だと思う。

素人が付け焼き刃のような知識を持っていても、その道のプロフェッショナルにはかないません。不動産一括査定サイトを通して信頼できる不動産会社に出会い、プロの力を実感できたという口コミです。自己所有の不動産と相性の良いプロを探すため、やみくもに不動産屋を回るのでは非効率。不動産一括査定サイトを利用すれば、エリアや不動産のタイプに応じた業者を簡単に見つけることができます。

(42歳 男性)
以前、引越しで一括見積もりを依頼したところ、たくさんの引越し会社から連絡が来て迷惑な思いをしました。しかし不動産に関しては、そういった迷惑行為がなかったです。不動産一括査定サイトは査定を依頼する不動産会社をいくつか選べますし、どこのサイトもすぐに回答がもらえます。ウェブサイトによっては売却査定に加えて、賃貸に出す場合の査定が同時にできた点も便利でした。自分は楽に査定依頼をしたかったので、ウェブサイトを利用して良かったです。ただ大手不動産会社の一部は公式サイトから連絡したほうが早かったり、特典がついたりするので、入念にチェックしておいたほうがいいと思います。

一括査定サイトは不動産に限らず、引越し、車などの業界にも存在するもの。なかにはこうした一括査定サイトを利用して、しつこい連絡に迷惑をした経験がある方もいるかもしれません。この方の場合、ウェブサイト選びに成功したために、不動産売却に関しては嫌な思いはせずに済んだようです。これから不動産の一括査定を検討している方も、ウェブサイト選びの際にはいろいろな口コミを参考にしてみましょう。

口コミ全般をまとめてみると

良い口コミとしては、「不動産一括査定サイトを利用し、複数社を比較することでなかなか売れなかった不動産がすぐに売れた」という声が多く寄せられています。また「複数の不動産会社の査定額を比較することで、当初予定していた金額より高く売ることができた」という意見もありました。不動産一括査定サイトのメリットをよく理解しておくことが、希望に近い売却結果につながるポイントだと言えます。

一方、イマイチな口コミとして、「しつこい勧誘電話を受けた」「不動産を所用しているエリアが地方だったために、希望に沿うような不動産会社が見つからなかった」という声もありました。しつこい勧誘電話をしてくる不動産会社というのは、明らかにマナー違反です。受け入れる必要はなく、無理に対応しなくても構いません。あらかじめ「やり取りはメールのみでお願いします」と連絡しておけば、電話対応に困ることはないでしょう。

また、地方在住で不動産会社が見つからないという場合、全国を対応エリアとしたサイトを中心に、査定依頼することをおすすめします。全国エリアで、対応できる物件の種類も多いウェブサイトであれば、ほとんどの地域で依頼が可能です。ウェブサイト自体に不動産業者の登録数が少なかったとしても、地方に強い大手の少数精鋭ということもあり得ます。エリアが絞られるときほど、不動産一括査定サイトをうまく活用してみてください。

イエウール

イエウール不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

2014年にサービスを開始した不動産一括査定サイト、イエウール。比較的新しいサイトにも関わらず、2018年時点で利用者は1,000万人を超えています。さらにイエウール提携会社の数は、全国でもトップクラスを誇る1,500社以上。全国各地にある不動産会社と提携しているため、地域を問わず物件の一括査定を依頼できます。

特徴1:提携会社数は全国でもトップクラスの1,500社以上!
《提携会社のほんの一例を紹介してみると》
・みずほ不動産販売
・三井住友トラスト不動産
・近鉄不動産
・住友林業ホームサービス
・大京穴吹不動産
・ハウスドゥ
・FUKUYA不動産販売  など

そうそうたる企業と提携していることがわかります。信頼度も高く、全国ネットで対応してくれる点も嬉しいポイントでしょう。

特徴2:2種類の査定方法を用意している!!
《訪問査定と机上査定の2種類》
訪問査定では、事前に査定をする日を決め、担当者に実際に売りたい物件まで来てもらい、建物の間取りや日当たり、設備、周辺環境など細かいところまでチェックします。図面だけではわからない建物の状況を実際に見ることで、より一層詳しい査定額を算出するためです。

机上査定は断然おすすめ!!

机上査定は24時間、いつでも好きなときに依頼できるのが一番のメリットです。訪問査定のように営業担当者と日程を合わせて、自宅に招く必要がありません。担当者と実際に顔を合わせてしまうと、査定額に納得ができなくても断りにくくなってしまうことがあります。机上査定であればその心配もないでしょう。

机上査定のやり方はとっても簡単です

ウエブサイト上で売りたい物件の細かい情報などを入力して、机上査定を選択します。すると、あらかじめ選んだ不動産会社からメールや電話などで返事が来るでしょう。机上査定では実地調査を行わないぶん、過去の売り出し事例や周辺の売り出し状況、相場などといったあらゆるデータから査定額を算出します。そのため訪問査定に比べでも遜色のない査定額が出るのです。

訪問査定とは異なり、実際に担当者と顔を合わせることもありません。「まだ売るかどうかはわからないけど、この物件がいくらで売れるのかが知りたい」といった場合も、気軽に利用できます。

また机上査定では、連絡方法が選べるのも強みです。電話で対応できる時間がない方は、メール連絡を希望する旨を伝えておきましょう。これなら仕事中や早朝に電話がかかってくることはありません。あるいは「仕事中に電話はできないものの、電話でも査定結果やいろいろ相談してみたい」という場合は、就業時間外を対応可能にしておくのも一案です。自分の対応しやすい曜日・時間帯を知らせておきましょう。

机上査定における査定額算出までの時間は、査定を依頼した時間帯が不動産の営業時間内であれば、早くて30分ほどで回答が返ってきます。手軽に査定を依頼できるので、忙しくてなかなか訪問査定は対応できないという方でも安心です。

特徴3:運営会社が信頼できる
運営会社は株式会社Speeeeです。日本のベンチャー企業100社のなかにも入っている優良企業で、2016年には「働きがいのある会社ランキング」で第7位にも選ばれています。新規参入が多い不動産一括査定サイトのなかで、イエウールは老舗とも言える部類。これも運営会社がしっかり安定している証拠です。

すまいValue(すまいバリュー)

すまいValue(すまいバリュー)不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

すまいバリューの前身は、1984年に発足した「オープンマーケット」という団体になります。不動産をより安全に、安心して取引できる世の中を目指し、会社の垣根を越えてさまざまな取り組みを行ってきました。複数の不動産会社で不動産一括査定できる礎を作ったのが、すまいバリューです。

また不動産売買契約におけるルールを作り、取引した建物に傷や欠陥「瑕疵(かし)」があった場合の保証制度を導入するなど、お客様の立場に立ったサービスをいち早く展開。これらの手法は現在、業界のスタンダードとして定着しています。

特徴1:満足度が高い!!
《96.7%がトラブルなく安全に取引できた》
提携不動産会社6社で実際に売却をした方を対象にアンケートを行ったところ、96.7%の方が「トラブルなく安心・安全に取引できた」と回答。豊富な経験と的確なサービスで、不動産売却をしっかりサポートしてくれます。

特徴2:大手不動産会社6社で運営している!
《日本を代表する大手企業が対応してくれる》
1.三井リハウス
2.小田急不動産
3.住友不動産販売
4.東急リバブル
5.野村の仲介プラス
6.三菱地所ハウスネット

これらの不動産会社が一括査定に対応してくれます。大手企業のなかから気に入った会社に依頼できるのは、大切な資産を任せるにあたっても安心できるでしょう。お客様により良い価値(=Value)を提案し、「価値あるお取引」として満足してもらうことが、すまいバリューのコンセプトです。この安心感は大手だからこそ可能と言えそうです。

特徴3:査定した3人に2人が6社のいずれかに頼んでいる!
全国に約12万社という不動産会社があるなかで、すまいバリューで査定した利用者のうち3人のうち2人が登録不動産会社である6社に依頼しています。それだけ6社の査定内容と対応に信頼性があるということでしょう。

HOME4U(ホームフォーユー)

HOME4U(ホームフォーユー)不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

HOME4Uは年間総売上高10兆円を超える巨大企業「NTTデータ」の子会社が運営する、国内初の不動産一括査定サイトです。これまでに500万人が利用しており、国内最大規模の不動産一括査定サイトと言えます。

特徴1:16年の実績で信頼されているNTTグループが運営のウェブサイトと聞いて、「怪しい」と感じる方は少ないのではないでしょうか。不動産会社としても、よくわからない不動産一括査定サイトの運営会社と提携するよりも、大手企業のほうが当然ながら安心です。もちろんきちんとした実績がなければ、NTTグループと取引することはできません。HOME4Uもまた必然的に、信頼できる優良業者のみしか登録には至らないということです。

不動産一括査定サイト一覧表を見るとわかりますが、HIME4Uに登録している業者は他のウェブサイトと比べても少ないほう。これは実績のある信頼できる業者を厳選しているからだと言えるでしょう。またHOME4Uのメリットとして、NTTデータグループに所属しているため、個人情報の取り扱いが万全であることも挙げられます。

こうした点から考えると、不動産会社から見てHOME4Uは「提携したいと思えるウェブサイト」「箔がつくウェブサイト」ということ。累計35万件もの査定件数が、不動産一括査定サイトとしてはかなり長い16年という歴史を裏付けています。優良な不動産会社をお探しの方には、ぴったりのサイトです。

特徴2:売却か賃貸か悩んでいる人は電話窓口で相談できる
ほかの不動産一括査定サイトとの差別化を図るべく、HOME4Uでは電話窓口を用意しています。インターネットビジネスにおいて、口頭で確認しないとわからない部分はしばしば発生するもの。しかし不動産一括査定サイトにおいて、電話番号を明記しているウェブサイトはなかなか見つからないでしょう。その点HOME4Uは、数少ない電話でつながることもできる不動産一括査定サイトです。

急ぎで聞きたいことがあるとき、不安なことがあるときなど、メール対応だけでは不十分に感じることもあります。最終的に依頼をするのは不動産会社ですが、いつでも頼れる窓口があることを喜ぶ声は少なくありません。

ソニー不動産

ソニー不動産 不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

銀座に本社を持つソニー不動産は、都内に計5店舗のオフィスを構える不動産会社です。銀座・青山・渋谷・池袋と都心にしか店舗はありませんが、東京のほかに神奈川や埼玉、千葉でもサービスを展開しています。

特徴1:売り手側の味方になる片手仲介を行っている

《ソニー不動産の強みは片手仲介とエージェント制にあり》

上述したように、日本の不動産会社では「売りたい」「買いたい」という両者を同時に仲介する、すなわち両手仲介を行っています。日本ではいまのところ許されていますが、双方代理の可能性があることからアメリカでは禁止になっている手法です。

ソニー不動産は、日本の不動産会社では珍しい片手仲介、エージェント制をとっています。不動産業界では革新的なことであり今後、不動産一括査定サイトの普及が進むにつれて、この片手仲介やエージェント制といったやり方が主流になってくるでしょう。ソニー不動産は2015年事業スタートという比較的新しい企業であることから、そういった点でも他社にはない革新的な営業方針で差をつけています。

特徴2:エリアを特化して売却率を上げる

ソニー不動産の唯一のデメリットを挙げるとすれば、関東の一都三県にエリアが限定されているところです。しかし見方を変えれば、関東に不動産を所有しているならばこのサイトは非常に有用です。関東地区の東京、千葉、埼玉、神奈川というエリアには強みがあり、売却できる確率も高くなります。また限定エリアに特化しているぶん、売却がスピーディーに決まる可能性も高まるでしょう。

リビンマッチ

リビンマッチ不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

リビンマッチは買取だけでなく、任意売却や賃貸管理、不動産業界M&Aなどについても一括査定ができるウェブサイトです。つまり自己所有の不動産について、売却だけでなく賃貸にするか、リノベーションして新しい事業として売却するかなど、いろいろな相談にのってくれるということ。「売るかどうか決めかねている」という場合にも役に立つウェブサイトと言えます。

特徴1:不動産に特化したWEBメディアが運営している

リビンマッチを運営するのはリビン・テクノロジーズ株式会社。2004年設立の不動産に特化したWEB企業です。リビンマッチは、そんな企業だからこそ持ちうる広く深い不動産知識が活かされており、登録者数、提携不動産会社数などのバランスもとれています。不動産一括査定サイトは使ったことがなく、不安があるという方にも利用しやすいでしょう。

特徴2:不動産にまつわるあらゆるお悩みに対応してくれる!

売却するか賃貸するか迷っている方に向けて、賃貸査定を同時に進められる点もリビンマッチの大きな特徴です。さらには買取の一括査定も行っています。買取とは、仲介ではなく不動産会社が直接物件を買い取ってくれること。ほかにも買取をスタートしている不動産一括査定サイトはありますが、制約があったり、買取対象となる不動産が限られたりしているのが現状です。

一方リビンマッチでは、豊富な物件種別に対応した買取の査定・実施を行っています。売却してしまえば、その時点で売買に関するやり取りは終了。いろいろな手順を踏む必要があった不動産売却をスピーディーに行えるということで、リビンマッチの利用者は年々増加傾向にあります。

マンションナビ

マンションナビ不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

サイト名からもわかるように、マンションに特化した不動産一括査定サイトです。登録者数も360万名以上と、豊富な実績を上げています。

特徴1:マンションの査定に関してあらゆることに対応
多くの不動産一括査定サイトとは異なり、売却の査定だけではなく、業者買取の査定や、賃貸運用した場合の利回り査定もできます。せっかく購入したマンションを売却して手放すより、賃貸に出すことも検討している方にはぴったりでしょう。分譲マンションに特化しており、都心だけでなく、全国のマンション売却にも強いサイトです。

業者買取と賃貸収入の査定も同時に行える

マンションに特化というだけあり、売却が難しいと思われている訳あり物件にも対応しています。物件によっては業者買取も可能です。仲介してくれる不動産会社を探しつつ、マンションナビでの業者買取査定も行ってみてもいいかもしれません。また、賃貸に出したときの賃貸収入を査定してくれる点も、マンションナビの便利なところです。転勤などで引越しを余儀なくされた場合、不在の間に賃貸収入を得ることができればかなり助かります。

特徴2:2011年設立以来短期間の間に500社と提携
設立して4年で約500社の業者と提携、2019年1月現在では全国2,500店舗を超えています。短期間の実績としては十分信頼に値するでしょう。提携している不動産会社も、大京穴吹、センチュリー21、みずほ不動産販売など大手が集まっています。その安心感から「マンション売却初心者にもおすすめのウェブサイト」として広く知られるようになりました。

マンションナビを実際に利用してみた方の感想としては、「想像していたよりも高く売却できた」「友人・知人にもおすすめできる」などのポジティブな意見が目立ちます。また、「査定を依頼したらすぐに回答が届いた」とスピーディーな対応に対する喜びの声も。不動産に関する知識がない方でも、安心してマンション売却ができるでしょう。

イエイ

イエイ不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

2008年から運営をスタートしているイエイは、不動産一括査定サイトとしてはかなりの古株と言えます。特筆すべきは、提携不動産会社の数。査定できる不動産種別が多岐にわたり、数ある不動産一括査定サイトのなかでも最大級と言われているほどです。

特徴1:不動産査定ならどんな物件でも対応可能
査定可能な物件種別は住宅だけでなく、店舗・事務所・工場・倉庫などの事業用不動産にまで及びます。相続などでせっかく手に入れたものの、今までどのように活用すればいいのかよくわからなかった物件も、一度イエイで査定依頼してみてはいかがでしょうか。バラエティー豊富な事例を扱ってきたプロが、新しい不動産活用方法を見つけてくれるかもしれません。

特徴2:専任スタッフによるサポート体制も充実
専任スタッフによるサポート体制は、イエイならではの魅力です。「なんでも相談」や「お断り代行サービス」に加え、査定後のフォローも受けられるなど、サポート体制がとても充実しています。長くサイトを運営しているぶん、提携不動産会社数も業界最多クラス。提携会社が多くなると業者の質が気になるかもしれませんが、イエイでは常にサイト内をパトロールし、悪徳業者の排除活動も行っています。

その結果、1,000社以上と提携しながらも、悪徳業者と呼ばれるような会社は皆無に等しいようです。不動産売却で失敗をしたくない方も、安心して利用できるでしょう。

マイスミEX(マイスミEXEX)

マイスミEX(マイスミEXEX)不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県を中心に、全国の不動産を一括比較できるのが「マイスミEXEX」。東証マザーズにも上場している「じげん」が運営会社です。インターネットを使って不動産一括査定をするとき、一番に不安なことは個人情報の扱い方でしょう。大切な所有不動産情報を提供するとなれば、当然プライバシーの問題が気になるもの。その点でマイスミEXEXは、高い信頼度を得ています。

特徴1:プライバシーマークを取得している
マイスミEXEXは個人情報の扱いに関する制度のひとつ、プライバシーマークを取得し、情報の取り扱いには厳重な注意を払っています。提携している不動産会社において情報漏洩が起きてしまうと、マイスミEXEXもプライバシーマークが停止される可能性も。そのため危険性のある不動産会社と提携している可能性はとても低いと言えます。

特徴2:不動産にまつわるさまざまなことが査定できる
マイスミEXEXは不動産売却以外にも、土地の有効活用に関するプランを提案してくれます。所有不動産を賃貸に出す場合などは、不動産管理会社のリサーチも依頼可能です。一括査定だけでなく、不動産の管理や運用における多様なニーズにこたえてくれます。

HOME’S売却査定(ホームズ売却査定)

HOME'S売却査定(ホームズ売却査定)不動産一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

HOME’S売却査定の運営会社は、東証一部上場企業の「株式会社LIFULL」です。不動産3大ポータルサイトにも数えられる大手であり、登録物件数、提携不動産会社数など、他社と比較してもかなり優れていることがわかります。物件のエリアや情報を入力するだけで、複数の不動産会社に査定依頼が可能です。

特徴1:サービスの利用者数が476万人(2018年7月時点)
会社規模の大きさに加え、テレビCM放映によって認知度が上がり、利用者は年々増加傾向にあります。2018年7月時点で、その数は476万人超え。登録物件の種類も幅広さも、多くの利用者に選ばれている理由だと言えます。

特徴2:提携している不動産会社の数が1,709社(2018年11月時点)
HOME’S売却査定の提携業者数は、業界でもトップクラスの1,706社。独自の基準を設けたうえで、優良な企業のみを掲載しています。圧倒的な提携会社の量により、条件の異なるさまざまな物件の査定依頼にも対応できるようになりました。

特徴3:地域の不動産会社から大手の不動産会社まで対応
提携している1,700もの不動産会社には、大手はもちろんのこと、地域密着型の中小企業も含まれています。所有する不動産のエリアが地方だと、それだけで選択肢が狭まると考える方もいるかもしれません。HOME’S売却査定なら、全国に散らばる優良企業のなかから、より相性のいい業者を見つけられます。資産価値にふさわしい適正な査定内容が期待でき、妥協する必要はありません。

また東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡においては、不動産アドバイザーのサポートも受けられます。主要な都市での不動産売買に関しては、経験豊富なプロの視点からアドバイスをもらえるでしょう。この7主要都市に不動産を所有している方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

RE-Guide(リガイド)

一括査定サイトの評価
サービス名の知名度
(3.5)
査定可能な不動産の幅
(4.0)
口コミ・評判
(5.0)
査定までの時間
(2.0)
査定後のサポート
(1.5)
総合評価
(4.5)

運営会社「株式会社ウェイブダッシュ」は、チケット売買仲介・中古携帯売買仲介サービスなど、数々のウェブサイトを展開している企業。今でこそインターネットでの事業を行っていますが、もともとは札幌で土地建物の有効利用に関する事業に携わっていた有限会社シープエンタープライズが前身です。不動産のプロが運営している不動産一括査定サイトと言っても差し支えないでしょう。

特徴1:一般ユーザーからプロまでをフォローできる体制
対応できる物件は多種にわたり、「マンション」や「一戸建て」と言った一般的な不動産に加えて、「マンション一棟」「事務所・店舗ビル一棟」など、個人投資家が持っているような資産の査定も可能です。不動産売却ははじめてという一般ユーザーはもちろん、プロの利用も多いところが大きな特徴です。

賃料査定もやってくれる

なかなか入居者が決まらず、困っている不動産オーナーは多いでしょう。リガイドは賃料査定にも対応しています。現在の相場で適正な賃料を知ることにより、新しい入居者の獲得につながるかもしれません。

特徴2:リフォームの一括査定も行える
不動産を賃貸として活用する場合、ゆくゆく賃貸人が退去するときには室内をリフォームする必要が出てきます。このときのリフォーム価格というのは、業者によって全く違うもの。リガイドではリフォームに関しても一括で査定が可能です。新築そっくりさん、ミサワなどの大手を含む優良業者を比較し、適正価格で依頼することができます。

賃料査定に加え、不動産オーナーを悩ませるリフォーム代金の一括査定をしてくれるなどカバーの範囲が広く、リガイドはプロの利用者も少なくありません。同時に査定を依頼できるのは最大10社。多くの不動産会社を同時に比較できるため、所有不動産と最も相性の良い不動産会社を探しやすいでしょう。