【体験談】マンションナビで売却査定して分かったメリットデメリット！評判・口コミまとめ

ここでは、初心者の私が実際に「マンションナビ」の不動産一括査定を利用してみた実体験をふまえて、マンションナビのサービス内容をご紹介していきたいと思います。

「不動産一括査定」というと、一度に何件も査定を申し込むことができて便利な反面、その後、しつこいが営業や勧誘の電話が来るのではないかという不安もあって、なかなか気軽に利用しづらいという人も多いのではないでしょうか？

実は私もそんな一人でした。

でも、今回マンションの売却を検討し始め、やはりよりよい売却を実現するには、複数の不動産会社による査定が必要だと感じ、思い切って不動産一括査定できるサイトを利用してみることにしました。

そこで、私が利用したのが「マンションナビ」です。

実際に利用してみると、思ったよりもずっと気軽に利用できたので驚きました！

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不動産一括査定サイトの「マンションナビ」ってサイトどんなサービス？

※画像は公式サイトより引用

マンションナビとは、中古マンションの売却に特化した不動産一括査定サービスを提供するWEBサイトで、マンションリサーチ株式会社という会社が運営しています。

マンションナビで査定できることとは？

マンションナビは、その名称からも想像できるとおり、マンションに特化した不動産一括査定サービスを提供しているサイトですので、

その分、マンションを売却したい人にとって利用しやすいサイトとなっています。

マンションナビでは、売却価格だけでなく賃貸価格も併せて査定することができますので、当初売却しか検討していなかった人にも選択肢が増えます。

また、実際の金額を不動産会社に査定してもらう前に、マンション名を入力するだけでだいたいの相場をWEB上で知ることができるというのも、マンションナビの魅力のひとつです。

マンションナビの評判・口コミ

マンションナビを実際に利用した方からの評判・口コミです。

では、実際にマンションナビを利用した方からの評判はどうなのでしょうか？マンションナビの公式サイトを見てみると、実際に利用した方からは次のような声が届いていました。

公式サイトでの評判・口コミですので基本的に「良かった」という利用者の声が多く目立ちました。
ただ、この声だけで良い不動産一括査定サービスなんだと判断するのは危険です。

そこで冒頭でも書いたように、今回は実際に「マンションナビ」で不動産一括査定を行ってみました！

わたしの「マンションナビ」体験談！

転勤族の我が家は、首都圏に購入したマンションを残し、現在は地方住まいです。

すでに5年が経ちますがいつ戻れるかわからないので、現在賃貸に出しているマンションの売却を検討し始めました。
検討にあたっての優先順位は以下のとおりです。

マンション名を入力するだけで売却相場がわかる！

まずは物件がどれくらいの価格で売れそうなのか知りたくてマンションナビを訪れてみると、マンション名を入力するだけで売却相場や賃料相場がわかるというので、これは便利だと思いさっそく入力！

すると、残念なことに私が売却したいマンションの情報はありませんでした。。

マンションナビでは95%のマンションを網羅しているとのことだったので、うちのマンションの情報がなかったのはとても残念です。

とりあえずマンションの相場を知りたい！

残念ながら、マンションナビには私が売却したいマンションの情報がなかったので、試しに近所のマンション名を入力してみると、６Fの部屋の売却相場と賃料相場が出てきました！

他の部屋の情報を見ようとすると「メンバー登録」が必要とのことでした。

メンバー登録というと、住所や電話番号など詳しく個人情報を入力しなくてはいけないようなイメージを持ちますが、ここで登録する個人情報はメールアドレスくらいなので、簡単ですし気軽にできます。

メンバー登録をすると、他の部屋の売却相場や賃料相場も見ることができました。

メンバー登録には特典満載！

メンバー登録すると、売却したいマンションの売却相場や賃料相場の詳細を知ることができるだけでなく、他にもメリットがたくさんあります。

まず、同マンションの他の部屋や近隣のマンションの販売事例を価格までしっかり確認することができます。

また、売却マンションを3件までお気に入り登録しておくことができますので、物件を複数所有している人も使いやすくなっています。

さらにメールマガジンで最新情報を受け取ることが可能ですので、いつも旬な情報に目を光らせておくことができて安心です。

マンション価格を地図上で比較することも可能！

自分のマンションの情報がなくて、WEB上で相場を見ることができなかったので、近所のマンションの情報をみたいなと思ったときに便利だったのが、マンション価格を地図上で比較することができる機能です。

ここで表示される金額は、該当するマンションの「中央階・南向き・角部屋でない」部屋が基準になっています。

専有面積は、地図の右上のあたりに選択できるところがあります。

売却の意思が固まってきたところで査定申し込み

相場はあくまでも目安となる数字というだけですので、いま現在の実際の査定額と必ずしも一致するものではありません。

だいたいの相場がわかり売却の意思が固まってきたところで、今度は実際に査定依頼をしてみました。

マンションの査定申し込みは簡単だった？

私の場合は該当するマンションの情報がなくて相場を知ることができなかったので、いきなり査定申し込みをすることになりましたが、思っていたほど入力作業は大変ではありませんでした。

マンションナビのサイト上には「45秒無料査定」と記載されていますが、実際には45秒で入力を済ませるのは難しいですね。(^^;

とはいえ、文字入力する箇所は少なく、ほとんどが選択すればいいようになっていますので、ほんの数分の作業で済みとても簡単でした。

以下は実際に入力を行う画面です。

物件情報の入力に関しては、査定物件の番地以下を文字入力するのみで、他の項目はすべて選択式となっていますので、入力作業はサクサク進みます。

• 査定物件の所在地
• 建築年
• 専有面積
• 現在の状況
• 物件の所有者
• 売却／賃貸の時期
• 査定理由

次のページで個人情報を入力します。

メンバー登録の際はニックネームでも大丈夫でしたが、不動産一括査定の場合は匿名ではできませんので氏名を入力します。住所は査定物件と同じであれば文字入力しなくてOKです。

• 名前（姓名）
• 名前（ふりがな）
• 年代
• 連絡先住所
• 電話番号
• メールアドレス
• 査定会社への要望（任意）

個人情報の入力項目の下に、前のページで入力した情報をもとに選び出された不動産査定会社が表示されていました。

マンションナビが最適な不動産会社を選んでくれます

マンションナビのサイト上には、「最大9社（売買6社＆賃貸3社）で査定できる」とありましたが、実際に査定可能な不動産会社として表示されていた会社は売買4社＆賃貸1社の合計5社のみでした。

マンションナビの場合、査定先を自分で指定できるわけではなく、マンションナビが最適な不動産会社を選んでくれますので、ここに表示された会社に査定を依頼することになります。

もしこの中に、査定してもらいたくない不動産会社が含まれていた場合は、チェックを外せばいいようになっているので安心です。

私の場合は、賃貸の査定は必要なかったので、賃貸の会社のチェックを外して売買の査定をしてくれる4社にだけ申し込みをすることにしました。

申し込み後の対応はどうだった？

土曜日の夜に申し込みをしたところ、4社のうち3社から申し込み直後に自動返信メールがありました。

その後の対応はどうだったかというと・・・

A社（全国規模の大手不動産会社）：
査定結果2,980万円～3,180万円

• 翌日午前中に担当者から電話あり
• 現状についてヒアリング
• 口頭で査定額を教えてくれて郵送でも資料送付（3日後に到着）

査定結果は、空室での売り出し価格としての金額が提示されたほか、賃貸したままオーナーチェンジで売却する場合の金額（2700万円~2800万円）と、A社での予想買取価格（2300万円~2400万円）も併せて出してくれました。
これにより、査定価格と実際の買取価格は全然違うのだということがわかりました。

B社(地元密着の不動産屋さん)：
査定結果2,800万円

• 自動返信メールはなし
• 翌日午前中に担当者から電話あり
• 現状についてヒアリング
• 口頭で査定額を伝えられて終了

近々来店できるかどうか聞かれましたが、遠方なので来店はできない旨を伝えると、口頭で、空室で売り出した場合の査定額をサッと説明され、そそくさと電話を切られてしまいました。見込みが薄いと判断されたのかもしれません。

C社（首都圏で展開する中堅不動産会社）：
査定結果2,800万円～3,200万円

• 翌日すぐに担当者から電話あり
• 現状についてヒアリング
• 高く売るには空室にして売り出すべきとのアドバイスあり
• 追って詳しい査定結果をメールで送付（1週間後に受信）

電話の対応がとても丁寧で、3,200万円で売り出して3,000万円を切るくらいを落としどころにするといいだろうという具体的な提案があり、オーナーチェンジの場合は査定額が大幅に低く1,980万円程度になってしまうため勧めないという、きっぱりとした意見もいただきました。

D社(全国規模の大手不動産会社)：
査定結果　連絡なし

• 自動返信メールのみあり
• その後連絡なし

1社連絡のない不動産会社もありましたが、ほとんどの会社が、翌日すぐに査定額を連絡してくれました。
とてもスピーディーな対応だったので、知りたい時にすぐに知ることができて良かったです。

不動産査定は4社で足りるの？

最初は、査定可能な会社が4社って少ないなぁという印象を受けたのですが、翌日になって次から次へと電話がかかって来るので、3社から電話を受けるだけでもなんだか消耗してしまいました。

なおかつ査定額にそれほど大きな開きを感じられなかったので、査定してもらうのは3～4社で充分かもしれないと感じました。

もし、電話を受けるのがイヤだなと思うのであれば、査定を申し込むときに「査定会社への要望」という欄に、電話ではなくメールでの連絡を希望する旨を一言添えておくと良いでしょう。

不動産会社からの電話を受けるのは実はとても大事！

とはいえ、電話で連絡をもらう方がいいこともあります。

電話がかかって来ると思うと「営業される・・・」と身構えてしまいますが、電話のやりとりを通して、対応の良し悪しをある程度判断できるので、直接電話で会話をしながら査定結果を聞けるのは悪くないと思います。

我が家の場合は現在賃貸に出しているので、今すぐ現地査定をしてもらうことはないのですが、通常であれば一度実際の物件を見てもらって具体的な査定をしてもらいますよね。

家まで来てもらうとなると、不動産会社は慎重に選びたいので、この電話による印象はとても重要です。

というわけで、査定会社が多いと少し大変かもしれませんが、できれば査定結果は電話で受けることをおすすめします。

不動産一括査定サイトのマンションナビの特徴

マンションナビには、大きく分けて3つの強みがあります。

1. 　マンション名を入力するだけで売却・賃貸相場がわかる！
2. 　その物件の特徴やエリアを得意とする不動産会社を厳選して不動産一括査定！
3. 　利用者数は年間２万人と実績豊富で安心！
   

マンションナビのデメリット

マンションナビにはいいところがたくさんありますが、デメリットもあります。

1. 　マンション以外の戸建てや土地の査定には対応していない
2. 　調べたいマンションがまだ登録されていない場合もある
3. 　査定してくれる不動産会社を自分で指定することができない

マンションナビに登録している不動産会社は、マンションという特性から圧倒的に都会が多く、田舎になればなるほど登録している不動産会社が少ないのが現状です。

マンションについては95%が網羅されていると言われていますが、やはり登録されていない場合もあります。

マンションナビ 申し込みまでの流れ/手順

ではここで、不動産一括査定までの流れ・手順を整理しておきたいと思います。

• STEP.1
  情報収集
  マンションの売却に関する知識や情報を得る
  
• STEP.2
  相場を知る
  マンションナビのウェブ相場価格でマンションの相場を知る
  
  マンションナビへ
  
• STEP.3
  無料不動産一括査定を依頼
  売却したいマンションの情報や連絡先等の個人情報を入力
  
• STEP.4
  査定結果の連絡
  査定結果が電話またはメールで連絡
• STEP.5
  査定結果を比較
  それぞれの会社から出てきた査定結果をさまざまな角度から比較・検討

マンションナビ 利用上の注意点

マンションナビへのメンバー登録も不動産一括査定も無料でできますが、マンションナビでできるのは不動産会社を紹介するところまでとなります。

実際に不動産会社を選んで契約したら、その後のやり取りは不動産会社と行い、もちろん売却にあたっては手数料なども発生し、無料で売却できるわけではありませんのでご注意ください。

また、マンションナビが売却を保証してくれているわけでもありません。

不動産一括査定サイトのマンションナビ まとめ

ここでは、マンションナビを利用した中古マンションの不動産一括査定について解説しました。

マンションナビのいいところは、まずはサイト内で売却したいマンションの相場をすぐに知ることができるという点です。これなら、まだすぐに売却するつもりはないけれど、タイムリーに自分のマンションの価値を知っておきたいという人や、売却を検討し始めたばかりの人でも気軽に利用することができますね。

サイト内には、初心者もマンションの売却について多くの知識を得ることができる情報が満載ですし、メンバー登録することで最新情報を受け取ることも可能です。

大切なマンションの売却にマンションナビを上手に活用して、自分にとってよりよい不動産会社に出会い、少しでも理想の売却ができるよう、今回の体験談がお役に立てば幸いです。